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いやな話しだな。この話し。

坂東眞砂子という作家が話題になっている。まったく知らなかった作家さんだが、記事を読んでいるとなんとなくポイントが見えてくるところがある。

彼女がやったことも実感的に、いやなことをしたなと感じるが、彼女がそれをエッセイに書くという行為が、やだな!であり、また、それにまんまと挑発されている状態も、やだな!である。やだな・やだな、で、つまり、同根だ。

もちろん犬、猫も含め、牛、豚、鶏…そのほかのすべての動物に対し、仮に「種の平等」という観点があれば、人間は、まあ、そりゃまあ、身勝手な態度をとっているとかいえない。

結局、原理原則にもとづいたすっきりとした解決など、こんな問題にはあり得ない。ただ、そのときどきの社会の状態、社会の阿吽の呼吸のもとに、あるやり方を選んでいるだけだ。

昔、ぼくの家の近くには野犬が横行していた。夜中5~8匹ほどの群れの行進と出くわしたことが何度もある。どうってことはないのだが、危険といえば危険ともいえた。それがいつからかパタッと姿を消した。行政の指示のもとに野犬捕獲がされたのだろう(そして、野犬の彼らは、いわば“死刑”になったのだ)。

現在は、犬の糞まで飼い主が始末しなければならなくなった。また、今年の初め頃の仕事でだが、ドイツでは「犬権」が認められているとも耳にした。この差、違いは、その社会の状況による、としか言いようがない。

坂東眞砂子という人は、日本じゃないところ(タヒチ)に住んでいるという。そこでは、犬猫の死骸は日常、目にするものらしい。なるほど。それならそれで、いいじゃないか。

タヒチでは、その辺に犬猫の死骸がいっぱいあって、子犬や子猫を捨てる人がたくさんいるのかもしれない。そこに住んでいる坂東眞砂子さんがその習慣になじんでも、それだけのことであって、「なじんでしまいました」としか言いようのないことだ。ただ、それだけのことだ。

「ただ、それだけのこと」を、日本にある種の過激な風潮を意識しながら、「死生観」などという、いかにも、もっともらしい言い方とともに語るのはよくない。たんに話題になりたかったのだ。アンチ・ヒーロを狙った。挑発である。つまらん作家さんだろう。と思う。

昔、藤原新也というカメラマンが「人は犬に喰われるほど自由だ」という言葉とともに、ショックな写真で話題になったことがあった。

ここにもその気配がある。だが、この場合は、立場が逆だった。犬が人を食う、人が子猫を殺す。状況によっては、どちらもあり得ることだ。「あり得ること」に倫理を加味して語るのは、よくないことだが、ただ、藤原新也のほうがどこか本質に肉薄している。

藤原新也さんは、人間支配の幻想に隠れた「種・社会」の現実を示すことによって、国だの人種だので人間間同士の戦争なんてツマランことをしているのだ、というメッセージがあったのだ。(でも、矛盾を虫眼鏡で捜し歩くのもシンドイだろうなあと思った)
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坂東眞砂子氏コラム「子猫殺し」関連のまとめ

 当ブログ記事は2006/08/18に日本経済新聞夕刊に掲載された坂東眞砂子氏コラム「子猫殺し」についての情報を集めるための記事(まとめ記事)である。 問題となった文章の全文紹介、このことについて書かれたブログの紹介、騒動の経過、ニュース、関連リンク集などからなる

Michio's Northern Dreams (2) ラブ・スト

Michio's Northern Dreams (2) ラブ・ストーリー PHP文庫 (ほ9-2)・藤原新也・クウダス・メメント・モリ・写真展『藤原新也の聖地』は観に行かない!!・藤原新也のサイト・あと16日・『インドの時代 豊かさと苦悩の幕開け』 中島 岳志・ちいさな大切な命・ミスチル・スピッ

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人間は何故、善意の側に立ちたがるのか?

坂東眞砂子という人真意のほどは分からない。たまたま有名人であったから、彼女はバッシングを受けたのかも知れないのだ。俺は、この行為を肯定する気は毛頭ないが、(集団ヒスとでも言うのか)鬼の首でもとったように攻撃するのを見ると、空地にでも迷い込んだ人間を遠巻きにする、野犬の群れを想像してしまう。彼女の行為に対する誹謗を敢えて俺がする必要もないだろう。それだけ社会的に制裁を受けたと思うから。しかし分からないのが、人間は何故、善意の側に立ちたがるのか、である。「お前は本当にいい人間なのか?」「お前は本当に生き物を殺したことがないのか?」と訊いたい。行き過ぎた「偽善的精神」。これは最近特に多い。人間は傲慢で、自分勝手で卑しく、恐ろしい生き物だと思っている。隣人を殺し、親兄弟や子供まで殺す。金のためにだったら、平気で人を殺す。そんな人間と言える資格のない人間は山といるのに、それでも「偽善」を張っていたいものなのか。それこそ浅ましいのではないか?

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